地方の受験生必見!東京の医学部予備校を寮で徹底比較

地方受験生にとって東京の医学部予備校選びで重要なポイントが合格を左右する寮の環境です。

地方の受験生は地元に医学部予備校が無いため、東京や大阪、名古屋と言った都市部の医学部予備校へ寮・マンション・下宿などを利用して通学することが多いです。

なかでも圧倒的な人気を誇るのが寮を利用しながら東京の医学部予備校に通うことです。

寮は、生活面の管理も行き届いているため、東京の医学部予備校に子供を通わせる保護者の方も安心。

また、勉強に集中できる環境があるからと、東京都内に住む受験生でも寮を利用する人がいるくらいです。

では、東京には寮を提供する医学部予備校が沢山ありますが、どこの寮が良いのでしょうか。

今回は、寮を選ぶ際のポイントを交えながら、最後に東京でおすすめの寮を提供する医学部予備校を紹介していきます。

東京の医学部予備校は全国各地から受験生が集結

東京は、進学校も多く医学部志向の受験生が多いこともあり、とにかく医学部専門予備校の数が豊富。

しかも、合格実績が豊富な医学部予備校が東京に多いこともあり、受験生も評判を知って全国から集まってきます。

地方受験生の場合は、生活拠点が東京にないので、生活面のサポートが充実している寮を利用するのが一般的。

したがって、東京の医学部予備校では寮を提供している校舎は多いです

ただし、寮と言っても、直営や提携だったり、設備や立地など医学部予備校によって全然違ってくるため、次からは寮を選ぶポイントを確認していきましょう。

寮の選び方とポイント

寮の選び方とポイント

東京の医学部予備校を探す場合に、学習システムや合格実績を確認することはもちろん重要ですが、寮を利用する人は以下の項目についても確認することが重要です。

施設の環境が悪ければ、日々の受験勉強にも支障をきたすリスクが非常に高くなってしまいます。

毎日、生活する場所になるわけですから、選ぶ際はしっかりと確認していきましょう。

管理人は常駐か

まず、寮には24時間常駐する寮母・寮父と呼ばれる管理人が滞在しているかどうかです。

急な病気やトラブルに見舞われても、24時間365日スタッフが常駐しているなら、慣れない東京生活でも安心。

また、日々顔を合わせるため、ちょっとした受験生の異変にも気づいてくれるため、早めの対応・対策によって解決することも多いです。

日中や平日のみ管理人が滞在する施設だと、緊急時に頼れる人が不在なんて事態も想定されるため、管理人が常駐であるかはしっかりと確認しておきましょう。

食事提供の有無

寮では食事が支給されることが多いですが、医学部予備校の場合は朝から夜まで校舎に籠って勉強することも珍しくありません。

この場合、昼食や夕食はどう対応しているのか、確認しておきましょう。

特に、夕食の場合は、夜遅くまで校舎に残って勉強した場合、帰ってきたら食事時間が過ぎていて食べられなかったということがないように、門限食事時間は調べておく必要があります。

なお、寮にかかる費用の中は食事代も料金に含まれている場合多いので、無駄な支出がないよう医学部予備校の生活に合わせた食事提供を行う施設を選ぶことをおすすめします。

個室の設備状況

寮には個室が入居者それぞれに与えられますが、トイレやお風呂などは共有設備となっている場合も。

トイレやお風呂が共同の場合は寮費がその分安くなる傾向がありますが、個室完備のほうが快適なのは間違いありません。

また、お風呂などは共有の場合、利用時間なども決まっていることがあるので、夜遅くまで医学部予備校の校舎に残って勉強する受験生の場合は、個室完備のほうがおすすめだと言えます。

寮から医学部予備校までの距離と通学経路

医学部予備校は、ほぼ毎日通うと思っておいた方が良いので、日々の通学ストレスはなるべく抑えておきたいところ。

そこで問題になってくるのは、通学距離と経路です。

校舎から寮までの距離が長くても、電車1本で通学できればそこまで負担はないかもしれません。

しかし、徒歩15分以上や複数回の電車の乗り換えが必要な場合は、通学が苦痛になってしまうこともあります。

特に校舎と寮の距離が微妙に合って自転車で通学しようと思っている受験生は、雨の日は電車でスムーズに通学できるか確認しておきたいところ

梅雨時期や天候が悪い時期は、自転車が利用できずに通学が面倒になることもあるからです。

また、女子受験生はなるべく校舎と寮の距離が近いところをおすすめします。

徒歩5分程度の距離であれば、夜遅くまで勉強した場合も帰宅が安心・安全だからです。

セキュリティ完備

こちらも特に女子受験生が気にしたいポイント。

地方と違いココは東京ですから、オートロックおよび防犯カメラは必須だと考えておきましょう。

また、女子専用寮があれば、特に防犯対策には力を入れている寮が多いのでおすすめです。

医学部専門予備校が直営で管理する魅力やメリット

医学部専門予備校が直営で管理する魅力やメリット

東京の医学部予備校で提供されている寮には提携と直営の2種類に大きく分けられます。

提携寮とは、学生会館や学生寮などの施設と医学部予備校が提携しており、優先的に入寮できる施設のことです。

いっぽう、直営寮とは、医学部予備校が運営している専門寮になります。

寮でどちらが良いかと言えば、直営寮です。

直営寮のメリット

東京で勉強する場合、なぜ医学部予備校の直営寮が良いかと言うと、一番のメリットは同居する人たちです。

直営寮は医学部予備校が運営する専門の施設なので、入居者はその予備校に通う生徒しかいないのが特徴。

いっぽう、提携寮の場合は自分が通う医学部予備校の生徒もいれば、他の予備校生、大学生、専門学校生など様々です。

学生なんかは受験勉強をしていないので、バイトや遊びと言った学生生活を謳歌している人も少なくありません。

そんな人たちと共同生活をしてしまうと、誘惑も多く、勉強のモチベーションが下がってしまうリスクが非常に高くなります。

しかし、直営寮なら同じ医学部合格者を目指す同志でありライバルです

生活リズムも同じであれば、勉強する姿勢も刺激になるため、より勉強に集中できる環境があります。

また、直営寮の場合は医学部予備校がある校舎の近くに設置されていることが多いので、日々の通学にも便利なメリットもあります。

地方だけでなく東京都内の受験生にも直営寮はおすすめ

医学部予備校の寮は地方出身の受験生で東京の校舎には通学できない人が利用するイメージがあります。

しかし、東京都内に在住の受験生にも直営寮に入って勉強することはおすすめです。

寮に入れば、健康で規則正しい生活を送りながら勉強できるため、自宅よりも甘えが出にくい環境だと言えます。

また、周りの寮生も同じ医学部予備校に通う同志でありライバルでもあるため、刺激を受けながらモチベーション高く勉強可能。

寮なら医学部予備校の校舎からも近く、通学のストレスやトラブルの心配もありません。

実際、寮と一体型の医学部予備校では、地元の東京からも多くの生徒が入寮して勉強しています。

難関医学部入試で合格するためにも、日々の生活環境から変えてみるのも1つの方法です。

直営寮を提供する東京の医学部予備校一覧

東京で直営寮を完備する主な医学部予備校をここでは一覧にまとめてみました。

意外と直営の専門寮を完備する医学部予備校は東京に多いので、授業システムや学習環境と合わせて候補を選ぶと良いでしょう。

  • 野田クルゼ
  • 代官山MEDICAL
  • レクサス教育センター
  • インテグラ
  • メデュカパス
  • メルリックス学院

オンライン通信とどっちがおすすめ?

オンライン通信とどっちがおすすめ?
最近は多くの医学部予備校がオンラインコースを設置しており、自宅で人気の医学部予備校の授業を受講することができるようになってきました。

ここではオンラインコースと寮からの通学コースの比較をしていきます。

費用について

費用は施設費などが含まれないオンラインコースが圧倒的に安いです。

また、オンラインコースの場合は単科受講ができる医学部予備校も多く苦手な教科のみ取ることができるので、コマ編成によっては大手予備校よりも安く抑えることも可能です。

一方、寮生活の場合は寮費や食費、生活費や実家に帰省するための旅費などもかかるため、かなりの出費が予想されます。

このことからも、自宅にいながら対面コースと同様の授業や進路指導を受けることができるオンラインコースは寮からの通学に比べコスパが高いといえ料金の観点からは圧倒的にオンラインがおすすめでしょう。

自学習環境について

受験勉強において授業ももちろん重要ですが、それ以上に重要なのは自学習時間をどれだけとれるか、質の良い自学習ができているかです。

オンラインコースの場合は自宅での学習になるため、授業外での自学習は自分の努力次第になります

一部の医学部予備校ではアプリで自学習を管理したりオンライン自習室を設置してよりオンライン生の自学習を充実させるためのシステムを導入していますが、対面に比べて強制力が弱いのは否めません。

強い気持ちで自分を律することができない人はオンラインよりも対面コースでの受講をおすすめします。

受講のしやすさ

対面コースに比べオンラインの場合はネット環境さえあればどこでも受講が可能なので、受講のしやすさはオンラインの方が優れているといえます。

少し体調が悪くてもオンライン授業の場合は休む必要はありませんし、入試直前や入試期間中でも宿泊ホテルでの受講も可能です。

入試期間中もオンライン授業の予定を入れることで、受験してわからなかったところの質問が可能となり、次の試験に自信をもって挑むことができます。

また、オンラインの場合は、通学する必要がないので感染症にかかるリスクも少ないといえます。

生活リズムの保ちやすさ

受験生は体調管理も重要です。

オンラインの場合は、起きてすぐに受講が可能なので夜遅くまで起きて授業開始ぎりぎりまで寝てしまうという可能性もあります。

本人が受験生であるという自覚のもとしっかり行動するか、保護者が管理しないとダラダラとした生活を送ってしまいがちです。

一方寮生活、特に直営寮の場合は生活習慣もしっかり管理されており、寮内に自習室や談話室が設けられ、受験生同士刺激しあいながら生活することで、メリハリのある生活が期待できます

ただ、あまり縛りのない提携寮の場合は、管理者の眼が行き届かないため不摂生な生活になってしまう可能性もあります。

しっかりとした生活リズムを保ちながら健康的に受験勉強をするには直営寮を利用することが好ましいでしょう。

最終的には受験生の個性と状況で判断を

オンライン、寮生活のどちらが良いのかはご家庭の教育費、受験生自身の個性が重要になってきます。

圧倒的に基礎力が足りず勉強習慣がない生徒はオンラインコースは不向きですし、ある程度自学習を行う習慣や勉強の型が整っている生徒ならばオンラインで苦手な教科のみ履修する方が効率的でしょう。

また、集団の中で切磋琢磨しながら楽しく勉強ができるタイプは寮向き、一人でコツコツと進めたいタイプはオンラインコース向きといえるでしょう。

医学部予備校のオンラインコースはこちら

東京で寮を提供するおすすめの医学部予備校

ここまで医学部予備校の寮の選び方や直営の専門寮のメリットなどについて紹介してきましたが、では東京で入寮するならどこが良いのか。

ここでは、東京にある医学部予備校の中から特におすすめの2校を紹介したいと思います。

東京で医学部合格を目指す受験生の方はぜひ参考にしてみて下さい。

【東京メディカル学院】割安な家賃で人気!

東京メディカル学院

管理人 なし
風呂/トイレ 自室
自習室 なし
距離 徒歩9分

東京メディカル学院は、授業料が選抜に関係なく年間200万円を切る安さを誇る医学部予備校です。

しかも、夜間の個別特訓は無料と非常にコストパフォーマンスに優れていることで有名。

定員制で少人数体制を維持しているのも、当予備校の本気度が分ります。

寮も同じく割安で家賃は光熱費込みで月額57,000円。

もちろん直営寮で、徒歩10分以内なので、日々の通学から生活まで安心です。

ポイント

  • 直営寮なのに家賃が安い
  • 食事付きではない点は注意

【野田クルゼ】直営で寮内に自習室完備!

野田クルゼ

管理人 常駐
風呂/トイレ 自室
自習室 あり
距離 電車で15分

野田クルゼは、医学部予備校50年超の歴史と実績を誇る人気予備校です。

寮はもちろん直営寮なので、大学生など存在しておらず、野田クルゼに通う生徒と切磋琢磨できる環境が用意されています。

特徴的なのは寮内に自習室が完備されていること。

個室に勉強机が基本的に用意されていますが、なかなか自室では勉強に集中できないという人も多いですよね。

野田クルゼの寮なら、自習室完備なので、早朝や深夜など空いた時間を寮内の自習室で集中して勉強することが可能です。

校舎は御茶ノ水駅ですが、寮は中野駅になるため毎日の電車通学が必要ですが、この時間が意外と気分転換になると生徒からは評判です

ポイント

  • 直営寮で自習室完備
  • 直営寮だけど校舎まで遠い

【インテグラ】トライグループの医学部予備校

医学部予備校インテグラ

管理人 風呂/トイレ 自習室 距離
常駐 別室 なし 徒歩1分以内

インテグラは、家庭教師・個別教室で有名なトライグループの医学部予備校です。

校舎から徒歩1分以内の場所に寮を完備しており、高卒生は通学ストレスなく学習できます。

また、勉強面だけでなく、日々の生活面まで24時間サポートするコンシェルジュが常駐しているのが特徴です。

日々の雑務や交通手配などきめ細かなサポートを提供し、受験生は勉強に集中するだけ。

ポイント

  • コンシェルジュが日々の雑務を含め24時間サポート
  • 情報が少なく、食事や寮費の確認は必要不可欠
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